僕の場合は「ブラックでもいいから給料貰いながら実務経験積みたい!」だったので、
いきなり異業種からIT業界に飛び込みました。
今でも後悔はしていませんが、最低限のスキルを身に着けておけばもう少し就職先を選べたなぁという感想です。
実際どんな転職活動を行ったのか、もし興味があれば↓の記事もどうぞ。
この記事ではIT業界の中でも窓口が広いWebエンジニアの一つ、バックエンドエンジニアになる上で最低限あった方が良いスキルを紹介していきます。
紹介した内容を実際にやってみて性に合いそうだったら考えてみましょう、転活!
異業種の友達から「Webエンジニアになりたいんだけど何勉強すればいい?」
って聞かれたときにこの記事の内容を答えてます!
Webエンジニアって何?バックエンドエンジニアって何?
まずWebエンジニアという括りが一番上にあって、その中にフロントエンジニアとバックエンドエンジニアというカテゴリがあります。
( 「インフラエンジニア」など他にもありますが、今回は省略します )
強引な表現ですが、ざっくり言うとこんな感じです↓
- フロントエンジニア: Webサイトのデザインとデザインに関する画面の動きを作る
- バックエンドエンジニア: Webサイトのデザイン部分以外全部やる人
それぞれの平均年収はこんな感じらしいです。
[フロントエンジニア]
約570万円〜600万円が目安[バックエンドエンジニア]
参考 Webエンジニアの年収は高い?仕事内容や企業・ITスキルによる違いを解説 : マイナビエージェント
約600万円〜800万円が目安
実際のところフロントエンジニアとバックエンドエンジニアの境目が曖昧な職場もありますが、それぞれ勉強するスキルは遠からずも近からずなのでどっちを目指すかは最初に決めちゃいましょう。
個人的にはデザインを頑張りたい!っていう気持ちが特にないのであれば、バックエンドエンジニアをお勧めします。
バックエンドエンジニアのスキルがあれば、
応用でスマホアプリとかも作れるよ!
身に着けるとバックエンドエンジニア就職に有利な3つのスキル
経験者として転職する場合は求められるスキルが結構多いんですが、未経験からだと最低限以下3つが出来れば必要十分です。
それぞれ順に説明していきます。
最初にも書いたけど全部最初から ‘必須’ な訳ではないから、
いきなり未経験OKな企業に就職もありだよ!
プログラミング言語( Java, Ruby, PHP, Python, C#など )
システム開発は専用の書き方(言語)でコードを書く必要があるのですが、言語には色々な種類があり最初は選択に迷いがちです。
バックエンドエンジニアを目指す上では、まず以下の3つを触ってみることをおすすめします。
( 括弧内はそれぞれの利用用途をかみ砕いたものです )
- PHP ( 入力された内容を処理する )
→例: 会員登録画面で入力されたデータを保存する - HTML ( 画面そのもの )
→例: このページ自体HTMLで出来てます - JavaScript ( 画面に動きをつける )
→例:
業務では上記すべて触ることが多いので、まとめて勉強しちゃいましょう。
実際の業務に即したプログラミング入門記事があるので、よかったら読んでみてください!
正直なところプログラミングの勉強はネットで公開されてる無料の教材で十分すぎるけど、
本を読んで体系的に勉強すると断片的な知識にならないからおすすめです!
ただ、古い参考書だと古い技術が紹介されていることもあるので出版時期は確認しましょう!
SQLの扱い( Oracle, MySql, Postgres )
SQLとはデータベースを操作する為の言語です!
…って言われても「?」だと思うので、まずはデータベースを説明します。
データベースというのは、保存されたデータのまとまりのことです。
この記事の文章もデータベースに保存されていて、今開いてる画面にアクセスしたときに呼び出されて表示されます。
そこで登場するのがSQLで、データベースの操作(データの登録,更新,削除,取得など) は全てSQLで行います。
例えばこの記事の画面はSQLを用いて以下の流れで表示されています。
・ページにアクセス → プログラミング言語の中でSQLを使ってデータベースから記事データを取得 → プログラミング言語で文字を埋め込んで画面を表示
ただ、未経験者の方からすると上記のように説明されてもイメージは掴みづらいと思います。
SQLもプログラミングを勉強する過程で必ず登場するので、習うより慣れろでいきましょう!
ちなみにSQLはいくつか種類がありますが、微妙に機能差があるだけで書き方はほぼ同じなので最初に触るのはどれでも大丈夫です。
おススメなのは無料で使える「MySQL」と「Postgres」ですね。
SQLはとにかく数こなすのが大事なので、
ドリル付き参考書がおすすめです!
一般的なツールの扱い
「一般的な」と書いたものの会社によってスタンダードは異なるので、いろんな現場で平均的に使われていたツールを紹介します。
VSCode
無料・動作が軽量・シンプルなコードエディタです。
僕の場合は、Python,PHP,HTML,JavaScript…などを扱うときに使ってます。
VSCodeの扱いについては、次回記事「バックエンドプログラミングの具体的な勉強法」で触れていきます。
サクラエディタ
無料・軽量・多機能なテキストディタです。
これに慣れるとWindows標準のメモ帳には戻れません。
VSCodeとの使い分けとしては、ちょっとしたテキストファイルを開く場合やテキストファイルの中身をちょちょいと整形したいにこっちを使います。
(逆を言えばVScodeだけで事足りなくはないのですが…)
矩形選択など、Windowsのメモ帳にはない便利な機能が豊富なのでぜひ一度使ってみてください!
A5:SQL Mk-2
無料で動作が軽量なSQLクライアントです。
SQLって何…?って方は、まずはSQLの項を読んでみてください。
「A5(えーご)」と略されることが多いこのツール、SQLを触る上でめちゃくちゃ便利です。
何が便利かっていうと、「MySQL」や「Postgres」など異なるDBを一つのツールでまとめて触れるトコロです。
例えば「MySQL」をインストールすると「MySQL Workbench」というGUIツールが付いてくるんですが、これだと「Postgres」を触れません。
(しかも大体の純正GUIツールはA5より重い…)
現場にもよりますが、異なるDBを触らないといけないことは良くあるので「A5」に慣れておくことをおすすめします。
このツールの扱いについては次回記事「SQLの具体的な勉強法」で触れていきます。
まずはサクラエディタだけでもお試しあれ!
まとめ
色々書き殴りましたが、まとめるとこんな感じです。
- 特に希望がないのであればバックエンドエンジニアを目指すのがおすすめ!
- しっかり準備をした上でバックエンドエンジニアを目指すのであれば3つのスキルを身に着けよう!
- ↑をすっ飛ばして未経験OKの企業でいきなり実務経験を積むのもあり!
(ブラック率は高いかも)
だいぶ長くなっちゃいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます!
各項目の具体的な説明については以下の記事で触れてるので、良かったら参考にしてください。
ではでは!